今回はWaffleCell v2ユーザーからのリクエストでWaffleCellに新しいバックアップ機能を付けたという話です。「WaffleCellに外付けUSB HDDを接続し、8時間毎にWaffleCell内のファイルサーバーやNextcloud内のデータをこの外付けHDDにコピーする」というものです。WaffleCellでファイルサーバー機能(NAS)やNextcloudを利用しているユーザーはデータのすべてをWaffleCell内に保存します。例えば通常はPCのローカルHDDに保存するものをWaffleCell内に保存したり、インターネットを経由し、WaffleCellを設置した自宅や事務所の外からデータにアクセスできるようにしています。

ハードウェアの構成は以下の通り、WaffleCell v2 にUSBケーブルで外付けのHDDを接続します。

WaffleCell内のデータをPCから見ると以下のようなフォルダ構成となります。

WaffleCellにアクセスするとUSBBAKUPというフォルダが見えます。他のフォルダはWaffleCell内のHDDで、このUSBBACKUPというフォルダは「外付けUSB HDD」です。同じ一覧にあるにもかかわらず、二つの物理HDDが存在することになります。そして定期的に(例:一日3回)、WaffleCell内のユーザーデータをここにコピーするわけです。これは「かなり安全」です。

  • 物理的に違うHDDにバックアップされるから安全
  • 定期的に自動でバックアップするから安全
  • さらに・・・・

使い勝手もかなりいいです。このフォルダにはPCからいつでもアクセスできるので、バックアップの確認や、間違えて削除してしまったファイルをすぐに取り出せます。そして最も重要な点は、WaffleCellが故障して起動しない場合です。市販されているNASとの違いはここにあります。このUSB HDDのフォーマットはWindowsやMacと互換性があります。ですからもしWaffleCellに何らかの理由でアクセスできなくなった場合、このUSB HDDを普段使っているPCに接続するだけでデータにアクセスできるわけです

すでにWaffleCellを運用している場合はWaffleCell v2 以上でこの機能が利用可能です。新規に導入する場合も購入時にご相談ください。設定後に出荷いたします。詳しくは support@compact.wafflecell.com までお問い合わせください。


2023年6月以降、2024年2月末までにWaffleCell v2(WaffleCellVMは除く)を購入の場合

  • このバックアップ設定をオンラインにて「無償」でおこないます
  • 外付けUSB HDDはご自身でご用意ください
  • HDDをWaffleCellに接続後、弊社よりオンラインにて設定を行います

2023年5月以前にWaffleCell v2(WaffleCellVMは除く)を購入の場合
設定費用は有償(税込み3,000円)となります。


続・「かなり安全」for WaffleCell

By MN

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