復習 「かなり安全」for WaffleCellで説明したように、WaffleCellに保存したデータ(ファイルサーバー、Nextcloudなどのデータ)を安価なUSB HDDに自動バックアップする機能が使えるようになりました。以下はその概要です。

するとWindowsPCやMacから見ると、上のようなフォルダ構成となります。

WaffleCell内のファイルサーバーやNextcloud内のデータはここで見えるUSBBACKUPフォルダに定期的にコピーされます。例えば4時間ごとに複製を作ります。

このバックアップは以下の特徴があります。

  • NASのバックアップを取るにはバックアップ先として通常のPCやクラウドと同期する必要がある
    通常この設定はユーザーが自己責任で行う
  • 「かなり安全」の場合、WaffleCell(NAS機能も含む)が故障した場合でも、WaffleCell に接続されているUSB HDDをPCやMacに接続すればすぐにバックアップデータにアクセスできる
  • 上のフォルダを見てもわかる通り、普段利用しているフォルダ構成内にバックアップフォルダがあり、かつこのフォルダは他のフォルダとは違い「外付け USB HDD」なっているので、使い勝手はかなり自然である

ここでWindows PCやMacで作成した表計算データを考えます。WaffleCellを利用している場合、データはWindowsPC やMac内に保存するのではなく、WaffleCell内に保存します。例えば外出先からはWaffleCellのVPN機能で自宅(事務所)内に設置したWaffleCellにデータは保存します。Nextcloud+ONLYOFFICE(両者ともWaffleCellで利用できる機能)を利用しブラウザ経由で編集した表計算データも同様にWaffleCell内に保存されます。すると

WaffleCellに作成した表計算データ → WaffleCell内に保存 → 自動でUSB HDDにも保存

できるわけです。これは「かなり」安全です。また、この機能ではUSB HDDが故障したような場合でもユーザーはその問題をすぐに認識できる機能も搭載しています。これは「さらに」安全です。バックアップに失敗に気が付かないといった問題もありません。

Q&A
・複数で利用できるか
できます。WaffleCellにユーザーを複数作ると全員のデータがUSB HDDにバックアップされます。ただし、バックアップデータにアクセスできるユーザーは一人です(通常は管理者)

・WaffleCellのどのバージョンに対応していますか
バージョン2以降のすべてのWaffleCellに対応しています。ただしWaffleCellVM(Aterm版も含む)には対応していません。

By MN

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