一緒に仕事をしている叔父(社長)は、数字を思いっきり間違えて声に出します。頭の中では「100円切手を買ってきて」なのに、口からは「1円切手を買ってきて」となり、「この用紙を千枚注文して」が「一万枚」に変化します。その都度、私が正確な数字を聞き出していますが、端から見れば嫌みったらしく見えているようです。(そのくせ、間違えて給料を沢山くれたことは一度もありません)50代前半ですが、30年前から同じ事を言っています。ぼけてはいないと思うのですが。仕事上なら、お金にかかわる事ですし、ネタだ、シャレだとごまかせない事も発生します。どうしたもんでしょうか。
(A子、36歳)
「120ドルって何円?」と聞かれれば即座に「19、612円」と答える。いつだったか開発中のソフトウェアに関する打ち合わせのとき、ある機能をつけるとプログラムがどれだけ大きくなるかを聞かれて「1240Mバイト大きくなります」と答えたこともありました。このように数字に強い私はただの嘘つきなのですが、同僚の一人は私が「数字の天才」だと思っていたということです。
ですから叔父さんには私を見習い数字の嘘つきになるようにアドバイスしましょう。嘘をつくときには人はばれないようにちゃんと計算をします。だからその嘘は「だいたい」当たっているのです。桁を間違えるような嘘は普通つきません。
(M.N)